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公式戦 蔵北杯 (6年生)

日高ヤンキース × 新町トレジャーズ

4-5 負け

今年一番の暑さの中、試合が始まった。あまりの暑さに堪えたのか立ち上がりいつもの調子が出なかったTK君。投げてもヒットやフォアボールで初回に3点を失った。いつものヤンキースを思うと、次の回もズルズルと点を取られ終わってみると大差で敗北という残念な試合を思い出してしまうが、違っていた。『逆転するぞー!!』の声の通り、1番AK君がヒットを打ち、2番AS君も続けとヒット。皆がそれぞれ『何とかして次に!!』という気持ちでいたと思う。相手チームのエラーなどもあったが、エラーを誘ったと言っても良いような攻めの姿勢を何度も目にした。 キャッチャーからの送球を思い切り体に受けてしまったAK君も、うずくまる事なくホームを目指して1点。2回から投げたS君もピッチャーフライを転びながらも取りに行き落としてしまったが、そういうガッツあるプレーは本当にチームの輪を強くする。I君もキャッチャーフライを素早くマスクを外しキャッチした。一球一打に集中していたからこそ出来るプレーがいくつも見られた。前回の新町トレジャーズとの練習試合ではぼろ負けだったこのチームが、『もしかしたら逆転出来るのではないか!?』と思うほど良い試合をした。公式戦は勝たなければ意味がないかもしれないが、今までの子ども達とは見違えるほど伸び伸びと楽しそうに戦っていた。途中レフトとセンターの間に上がったフライも声掛けが出来ていたならば取れた場面があったし、インフィールドフライを宣告されてもいまいち分からず、タッチプレーなのかどうなのか理解している子が数人もいなかったように思えた。ルールを良く知る事はどんな状況にも焦る事なくプレー出来るのですごく大切である。しかし、今回の試合を見て『子どもの可能性は無限大である』と、一番感じた貴重な一試合でした。


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